代々木上原健療院の「うつ病や自律神経失調症の原因と対策」です。

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うつ病や自律神経失調症の原因と対策

うつ病や自律神経失調症の原因と対策

うつ病や自律神経失調症の原因を、単純に「ストレス」と思ってはいけません。

多くの方は「ストレス=精神的ストレス」と思っていまいます。
しかしこれは自律神経失調症を治すうえで、間違った認識になります。
間違った認識のままで対策をしても、症状がなかなか治らないということが起こります。
確かに精神的ストレスは、うつ病や自律神経失調症の原因になります。
しかしそれだけではないのです。

実は、自律神経失調症に関係するストレスは全部で4つの種類があります。
その4つの種類とは以下の通りです。

  1. 精神的ストレス
  2. 構造的ストレス
  3. 化学的ストレス
  4. 温度と湿度のストレス

これらの4つのストレスの種類をきちんと考えなくては
うつ病や自律神経失調症を改善させることは出来ないのです。

それではこれらを簡単にご説明してきましょう。

  1. 精神的ストレス
    これは感覚的に分かると思います。
    あなたが「やだな~」と思うことは全て精神的ストレスになります。
    あなたの嫌いな人・合わない人・生理的に受けつけない人などは、あなたのストレスになります。
    また、過度の期待をされるプレッシャーも精神的ストレスになります。
    更に『孤独感』や『認めてもらえない』『自分を分かってもらえない』といった、
    あなたの尊厳が傷つくことも大きな精神的ストレスになります。

    また精神的ストレスはその人の立場により異なります。
    分かりやすい例で言うと、食べるものさえない人にとっては、
    食べ物があるだけで精神的ストレスはなくなります。
    しかし、食べ物に困る状況ではない方は、食べ物があっても精神的ストレス感じます。
    また、仕事がない方にとっては仕事に付けるだけで幸せですが、
    すでに仕事についている方にとっては、
    その仕事にやりがいや自分らしさがなければストレスになります。

    つまり、精神的ストレスはその人の状況によって大きく異なるものです。
    先進国の日本では、本当の意味で食べ物に困ることは少なく、
    先ほどお伝えした『孤独感』『認めてもらえない』『自分を分かってもらえない』といった
    尊厳的なストレスが生まれやすい環境です。

    また、次にご説明する「構造的ストレス」があると(つまり、体のゆがみがあると)、
    必要以上に認めてもらえないと思ってしまったり、ネガティブになったり、孤独感を覚えたり不安・焦り・イライラなどが大きくなったりします。
    更に、化学的ストレス(例えば栄養素の過不足など)が大きくても、不安・焦り・イライラが大きくなる場合もあります。

  2. 構造的ストレス
    構造的ストレスとは、簡単にいうと体のゆがみのことです。
    体のゆがみというと、肩こりや腰痛を思いだすかたが多いと思います。
    もちろん、それらも体のゆがみで発生しますが、
    実は自律神経失調症も体のゆがみで発生することがあります。

    体のゆがみが自律神経失調症になる例は以下のような場合です。
    脳を包んでいる膜は3つあります。
    そのうちのひとつは硬膜(こうまく)といいますが、頭蓋骨から骨盤まで続いています。
    そのため、たとえ骨盤のゆがみでも、ゆがみ方やその人のストレスに耐える力によって
    骨盤のゆがみが脳に大きなストレスを与えて自律神経失調症になってしまうのです。

    また、単なる肩こりや腰痛でも慢性的に持っていると、
    それらも確実に脳にストレスを蓄積させていきます。
    実際に自律神経失調症の人や更に悪化して起こる「うつ病」の人には
    首や肩が非常にこっている方が多いのです。

    また、首と頭蓋骨の付け根は非常に自律神経と関係しています。
    特に姿勢が悪いとこの部分はゆがみやすく、
    脳脊髄液という脳と脊髄に流れている透明な血液なような液体の流れを悪くしてしまいます。
    そのことで脳が機能低下をおこし、自律神経失調症になることもあるのです。

    更に自律神経の乱れで内臓の動きが低下してくると、内臓の位置が少しずれてきます。
    内臓は位置がずれると働きがますます低下しますので、
    食欲不振・膨満感・ゲップやおならなどがよく出てくるのですね。

  3. 化学的ストレス
    栄養の過不足や化学物質などは化学的ストレスになります。
    自律神経失調症・うつ病・パニック障害になりやすい栄養素があり、
    また自律神経の乱れを元に戻しやすくする栄養素があります。
    それらの栄養のバランスの悪さもストレスになります。
    また、化学物質や食品添加物も化学的ストレスになります。
    更に、化粧品のなどの皮膚に付けるものや、香水のように気化する物質も
    体に悪いものは化学的ストレスになります。

  4. 温度と湿度のストレス
    温度や湿度の体にとってはストレスになります。
    例えば、寒いや暑いという状態は、それに対応するために体は多くのエネルギーを使います。
    そして、エネルギーを使い続けると、何もやる気が起きなくなります。
    湿度も高すぎたり低すぎたりするのも同じです。
    また、うつ病や自律神経失調症になる方は冷えや冷え性になる方が多いです。
    逆に言うと、体が冷えるとうつの症状は悪化しやすく、体を温めることが必要です。

自律神経失調症やうつ病の対策

4つのストレスをご覧いただいてお分かりいただけましたか?
先ほどお伝えした通り、自律神経失調症やうつ病の原因のストレスを4つに分ける必要があります。
あなたは、精神的ストレス・構造的ストレス・化学的ストレス・温度と湿度のストレスの
どのストレスが多いと感じていますか?

うつ病や自律神経失調症の対策として、この4つのストレスのうち
一番高いストレスから対策を施していくのが効果的で効率的です。
なぜなら、4つのストレスは積み上げ方式だからです。
例えば、ストレスが10点になると症状が出るとします。

仮にあなたの姿勢が悪いために骨盤や背骨にゆがみが生じているとします。
更に、パソコンまどを長時間行いうえに、イスが座りにくいイスだとします。
これは「構造的ストレス」に分類されます。
点数を付けると4点だとします。

次にあなたは食べ物の好き嫌いが激しく、好きなものしか食べていないとします。
このような状態ですと、化学的ストレスが加わります。
また、コーヒー(カフェインは自律神経のストレスになります)もがぶ飲みし、
甘いもの(甘いものも自律神経のストレスになります)もたくさん食べるとします。
点数を付けるとしたら、化学的ストレスも3点になるとします。

そして寒い日が続き、体が冷えたとします。この温度と湿度のストレスが2点だとします。

つまり、構造的ストレスが4点。
化学的ストレスが3点。
温度と湿度のストレスが2点。
合計で9点になります。

ここで、精神的ストレスに分類される人間関係のストレス1点だけ加わったとします。
すると合計で10点になりますので、症状がうつ病や自律神経失調症の症状が出てきます。


このような時、うつ病や自律神経失調症の対策として、
1点の精神的ストレスの人間関係を何とかしたとしても
排除できるのは1点だけですので9点は残ったままです。

また、同じような軽い精神的ストレス(例えば上司に叱られるとか、友達から嫌なメールがきたと)が
起きると、また、うつ病や自律神経失調症の症状が出てきてしまいます。
これではなかなか治りません。

このような場合は、一番ストレスがかかっている構造的ストレス、
つまり背骨や骨盤を直し、姿勢を直し、座りにくいイスを変えることで、
効果的なうつ病や自律神経失調症の対策になります。

仮に上記の対策で、構造的ストレスが0点になったとします。
するといっきにストレスは6点になりますので、
精神的ストレスが3点分生じたとしても、症状が出てきません。

更に食べ物に気を付け、コーヒーと甘いものを止めるか減らしたとします。
すると、科学的ストレスが3点から1点に減ります。

合計すると...
構造的ストレスが0点。
化学的ストレスが1点。
温度と湿度のストレスが2点。
このようになりますので、6点分の精神的ストレスが起きても、9点ですので
うつ病や自律神経失調症の症状は出てこないことになるのです。
これが効果的な対策です。

このような体は「ストレス耐性力」があるといいます。
体のゆがみがないと、構造的ストレスが少なく、
食べ物に気を付けていると、化学的にストレスが少なく、
体を寒さや暑さから守りっていると、温度と湿度のストレスも少なくなります。

するとストレス耐性力が上がり、精神的ストレスに強い体が出来上がるのです。

なぜか小さなことにイライラしたり、落ち込んでしまったりする時には、
精神的ストレスだけに捕らわれず、他の3つのストレスにも目を向けてあげてください。
これが、うつ病や自律神経失調症のもっとも効果的な対策になるのです。


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