代々木上原健療院

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我慢することで、かえって症状が強くなる

我慢することで、かえって症状が強くなる

2017.08.11更新


こんにちは。代々木上原 健療院 院長の佐藤です。

先日、パニック症状がある患者さんを施術中のことでした。

患者さんが「手足とお腹に痺れが出てきて、段々と強くなってきた」と訴えてきました。
徐々に痺れは広がって、手も冷たく硬直してパニック発作が出てきました。
途中で施術を中断し、「まず呼吸を落ち着いてやってみましょう†、大丈夫ですよ†、大丈夫」と声がけをして様子をみました。

しばらくして呼吸が少し落ち着いたところで、「施術中に何か怖いことなどあった?」と訊いてみました。
うなずいたので、「何があったの?」と訊くと、「なかなか唾が飲み込めないことが怖くて、でもなんとか我慢してたら、段々と痺れが出てきました」と話してくれました。
ゆっくりと話をしていると、冷たく固まっていた手が、フゥ†と血の気が戻り、暖かくなって、気持ちの落ち着きも出てきました。

その後、もう少し痺れがなくなるまで横になって、45分位休んでもらいました。
起き上がってお話をしてみると、「前は一旦パニックになるとしばらく何時間も長引くんですが、回復が早くて嬉しいです。
逆に今は電車に乗って帰ってやろうという前向きな気持ちです」といって帰って行かれました。

今回の件では、飲み込みづらいということがキッカケで不安と恐怖になっていましたが、その不安と恐怖をずっと一人で我慢されていたということが逆にパニックに繋がっていきました。
マズイ!マズイ!と我慢して焦るほど、交感神経系が緊張して、より症状を強くしてしまったケースでした。


これは私の反省点ですが、「少し様子がおかしいな?」という状況であれば、その時点ですぐに患者さんに何が起きているのかを確認するべきでした。

施術をしていて、体に刺激が加わったり、筋肉が緩んでくると、我慢していた不安や恐怖などの感情が出てくる、ということはよくあることです。
(これは決して悪い反応ではないので安心してくださいね)
そういう時は我慢や遠慮せずに何が起きているのかをおっしゃってくださいね。


今回は私の反省点と、我慢することでかえって症状が強くなること、そして理解者がいるという安心感の大切さ、ということを改めて感じた、というお話でした。

こういったパニック症状や自律神経症状は理解者がいると心強いですが、なかなか他人には理解がしづらい症状です。
もし、来院された時に待合で待っている時や施術前や施術中などで気分が思わしくない時は、どうかお一人で我慢なさらずに我々に声をかけてくださいね。



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