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ストレスに負けないためには

2019年2月開催 心と体の勉強会 音声テキスト No.5

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交感神経を活性化させる

本来、感情にはポジティブもネガティブもないです。全て良いものです。
一般的にいう「ポジティブ」な感情は出すものと思われていますけど、ポジティブな感情でさえ抑え込む人がいます。
例えば、アルコール中毒の親のもとで育った子供などは、嬉しいときに子供が「やった!」とか「やったー!ジャイアンツ勝った」と言っても「うるせえ!」とか言われてしまうと、喜びを素直に出せなくなったりします。
(体のためには)喜ぶときはすごく喜んだほうがいいです。

女性の場合は、「おしとやかにしなさい」などと言われて、はしゃぐことを抑圧される。
男性の場合は、泣くことを抑圧されます。
はしゃぐことを抑圧されたてきた方は、はしゃいで良いです。そうすることで、交感神経が活性化されます。

この交感神経を活性化させるのはなぜかというと、結局ストレスというのは交感神経で対応するからです。
なぜストレスに負けてしまうのか。
実は交感神経がストレスに勝てないからです。
もっと言うと、ストレスに勝てるほど交感神経が働いていないからです。

ストレスに勝てるほど交感神経が上がれば、ストレスというのはストレスではなくなります。
この交感神経を抑えれば抑えるほどストレスに弱くなるので、どんどん不安にもなります。
「こういうことがあるかもしれない」「あーいうこともあるかもしれない」と思ってしまいます。


自律神経 = 野生!?

(参加者「そうすると日本人はこういう傾向ってことですか?」)
そういう傾向にあります。
もちろん、人それぞれ環境が違いますので、全員がそういうわけではないです。
ですが、日本人だけじゃなくて欧米人でも、「社会秩序」というのがあります。
社会秩序は、組織を大きくすれば大きくするほど必要になってきます。

組織が大きければ大きくなるほど、文明が発達していきます。これは、社会学で言われていることです。
日本は今1憶2000万人くらいいます。1億2000万人の組織です。
だから、文明が高いわけです。だけど、1憶2000万もの人が暮らすと、そこには秩序やルールができてきます。
そうすると、その秩序やルールを守るために感情を抑圧しないといけなくなってきます。
だから、人間というのは秩序やルールや品性とかそういうものを手に入れる代わり、野生を犠牲にしすぎてしまいました。
その野生の部分が自律神経なのです。野蛮だと、なんとなく「人間的にダメ」ってなりますが、重要な所なのです。

(参加者「生きる能力ですね。」)
そうなんです!生きる能力なのです。まさにその通りです。
だから、生きる能力を高めるために、交感神経と副交感神経を活性化させるのが重要なのです。
そしてそれの元は「体」、ということです。

実は、「心の問題」や「考え方」とかいろいろありますが、体がちゃんとしなければ、心もちゃんとしないですし、考え方もちゃんとしないのです。
もちろん体だけで全てが済むわけではなく、体をしっかり整えた後に、心の問題や考え方の問題にアプローチするのが良いです。
体を抜きにして治そうとするのは、非常に難しいのです。

もちろん、知識不足が原因で、「知識を教えれば治っていたのに」というようなことは、単なる頭(知識)の問題です。
でも大体、「わかっていてもできない」というのがありますよね。
それは、心の問題と体の問題があるので、分かっていても(例えば)今寝ればいいのに何かやってしまう。
こんなこと考えなければいいのに考えてしまう。
体がいい状態であれば、心もいい状態になりやすいですし、思考もいい状態になりやすいです。

もちろん逆も多少ありますけど、神経の数が違うんです。
無意識の、僕らの「意識にのぼらない」神経というのがあります。
その神経は、膨大な数なのです。
大体、「意識している」神経が3パーセントぐらいです。97パーセントは意識していません。
そもそも今、皆さん、心臓が動いていることを意識していませんよね。これが毎日欠かさず動いているわけです。


体を「感じる」ことが自律神経の調節には必要

(参加者Aさん「すみません、交感神経と副交感神経のことですけど。私自身がやりたいことがいっぱいあって、楽しくってワッー!っと一日動くのですね。それで、パタって寝るのですけど、その間がないのですよ。秒殺で寝ちゃう。だけど寝ると、目覚ましかけないと12時間でも20時間でも寝れちゃうんですね。で、起きたら電気もつけっぱなしなんですけど。それはやっぱりよくないですよね?」)
それは、この問題(自律神経の振れ幅の大小)とは別に、これ(自律神経の振れ幅)のコントロールシステムがあります。
つまり、スイッチに微妙な(調節をする)スイッチがないんです。
100か0か、テレビの音量のつまみがない状態です。音量のつまみにあたる機能が悪くなっています。

そのうちの一つが、まずは、「感じる」ということなのです。
つまり、ワーッ!と動いている時でも、体がどういう状態なのかを感じていく必要があるわけです。
「このへんの体の調子が悪いな」とか「だんだん疲れてきたな」というのを、察知しないでそのまま突き進んでしまうと、バタって寝てしまうのです。
いくらでも寝れるということは、ひょっとしたら睡眠も浅い可能性があります。浅いとだらだらと寝てしまいます。

(参加者Aさん「地震があっても起きないんですけど(笑)」)
そうだとすると、今度は、リカバリーがまだできてない状態で動いている可能性があります。
リカバリーしたら、必ず目が覚めます。そして、動きたくなります。
そのへんの調節スイッチにかかわる神経系が働くように、少し意識をしてあげたほうがいいです。

(参加者Aさん「具体的に、意識するとはどういうことをしていったらいいですか?少しずつゆったりしていってだんだん寝る方がいいですか?」)
それもありますし、体が今どういう状態なのかなって、感じる必要があります。
例えば、「あれがやりたい、これがやりたい」というのは頭だけで思っていて、ひょっとしたら体はやりたいと思ってないかもしれない。寝ていたいかもしれません。
だから、体は今どうしたいのか。
刺激に反応しているだけなので。「やりたいことがいっぱいある」ということは。

例えば、「今日テニスのスクールがあるから行かなきゃ!」という場合、「テニス」という刺激に対して反応していて、体はほんとにしたいのかな?というところがあります。
僕の話でいくとお酒です。お酒を結構飲むんですけど、たぶん後半は体は「お酒を飲みたくない」と言っています。
だけど、惰性でなんか飲んでしまうんですよ。それで次の日、「気持ち悪いなー」と思うんですけど。
それは、体の状態がマヒしてしまっています。

(参加者Aさんの夫「(妻は)責任感があってやらざる負えない仕事はやっちゃう。その時も体のことを考える?」)
体のことも考える必要があるし、そこで「思考」の方に行くと・・・
例えば、もう体は完璧で整っているとします。
今度は、心の問題が全部対応しきれていなかったとすると、「思考」の方はどうか。
例えば、「認知のゆがみ」という言葉があります。「『○○しなければならない』って文章を作ってください」って言われるとどんな文章を作りますか?

(参加者Aさん「意外と『しなければいけない』でやっていることは少ない」)
例えば、旦那さんからしたらどうですか?
旦那さんは「責任感がある」と言うから、『○○しなければならない』があると僕は思ったのですけど。

(参加者Aさん「夢があってそれをやりたいから進んでいくっていう。体力もあるしスポーツ選手だったので、まあできちゃうのもあるけど、夢に向かってやっちゃっているっていうのもある。」)
そういうときは、まずは「夢に向かってやっている自分」がいますね。
そうすると、「そのために体に負担がかかる」というのもあるのは分かりますよね?
「じゃあ、どっちを優先しますか?」という話です。
多少、体に負担がかかっても「私は夢のためにやるんだ」と言うのであれば、「どうぞ頑張ってください」となります。

(参加者Aさん:もちろん休むのですけど、結構動いてパタって寝ちゃうから不思議がられて、それはどうなのかなって?)
そんなに困ってなければ、「おかしいのかな?」って考える必要は全くないです。

(参加者「それも反応なのですね。」)
それも反応の可能性があります。
要するに、(動くことで)交感神経を上げているので、副交感神経にすっと入っているだけなのかもしれません。
ただ、睡眠が長すぎる、「12時間でも寝られる」と言うと、体の回復はどうなのかなと思いました。
そのあたりが気になったので、色々お話しました。


枕がなかなか合わないのは首の問題

では、最後に質問を一つだけ受けます。

(参加者「理想的な枕に出会わないのですけど・・・」) では、枕の話をしましょう。
枕の話とさっきの「外部からの刺激に対しての耐性」の話は一緒で、いい枕があるならそれで別にいいんです。
でも「色々な枕に合わない」というのは、合わない首の方に問題があります。
なので、今日から首を回してください。首を同じ方向に回すのがポイントです。

3回ぐらい同じ方向にぐるっと回します。
そのとき、一周15秒ぐらいかけます。ゆっくりです。ほんとにゆっくりです。
痛いところは飛ばして構わないですけれども、ゆっくりゆっくりです。
一周15秒です。半周で7.5秒です。
その時に、肩の力を抜いてください。
そして、3周同じ方向に回して、また3周反対側に同じ方向で回します。右回し3回、左回し3回。
一日5回くらい出来るといいですね。一回あたり、2~3分やれるといいです。それを続けます。

これをやると、首の筋肉の緊張が正常になりやすくなります。
速く回しちゃうと、筋肉を緊張させてしまいます。
首が動いているのは筋肉が動かしているからですね。




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