頭痛は自律神経の乱れからも起こる

更新日:2017.05.23

執 筆:整体師 浅野祐樹

現在日本では、頭痛を持っている方が3千万人以上いると言われており、日本人の4人に1人が頭痛を持っていることになります。
頭痛と言っても様々な種類と原因があり、その対処法や予防策も様々です。
頭痛は対処法を間違えると症状を悪化させてしまう為、正しい対処法をお伝えしたいと思いレポートにしました。

まずは頭痛の種類についてお話ししていきます。
頭痛は、以下のように大きく2つに分けることが出来ます。

自律神経の乱れが原因の「慢性頭痛」

慢性頭痛は検査しても見つからないタイプの頭痛で、いわゆる頭痛持ちの頭痛です。
慢性頭痛は自律神経の乱れで症状が出るケースが多く、以下の4種類に分けられます。

  • 片頭痛
  • 緊張型頭痛
  • 群発頭痛
  • 薬物乱用頭痛

慢性頭痛は、めまい・耳鳴りなど自律神経失調症の症状と一緒に起きることもあります。

命に関わる「症候性頭痛」

症候性頭痛は命に関わるような頭痛です。
症候性頭痛は以下のような多くの疾患があります。

くも膜下出血

くも膜と軟膜の間を流れている脳動脈の分岐点に脳動脈溜が破裂・終結する病気です。
痛みを例えるなら、突然、頭をバットで殴られたような激痛を伴います。後頭部の痛みは脳動脈瘤破裂による出血で、くも膜下周辺の神経や髄膜が強く刺激されるために生じるものです。

脳出血

脳内の細い血管が破れて、血腫をつくる病気です。
悪心・嘔吐を伴う頭痛が起こり、だんだんひどくなってきます。ただし、頭痛はそれほど激しいものではなく、頭が重い程度であることも少なくありません。
症状には、手足のしびれや麻痺、呂律が回らない、などの症状が出ることがあります。

脳梗塞

脳梗塞は、以下のように大別されます。

脳血栓

脳の血管が動脈硬化で厚く狭くなったり、血栓が形成されるなどして血流が詰まる

脳塞栓

心臓など脳以外の血管にできた血栓が、血流に乗って脳血管に入り込み血流が詰まる

頭痛とともに、徐々に手足がしびれる、物が二重に見える、言葉が出てこないなどの症状が出る場合は、この病気の可能性があります。

ただの頭痛と甘く見ない

他にも、脳腫瘍や髄膜炎、側頭動脈炎などの症状がありますが、いずれにしても一刻もはく脳神経外科を受診することが重要です。
症状の名前が分らなくても、危険な頭痛には慢性頭痛と違った特徴があります。

こんな症状が出たら危険

  • 強烈な頭痛
  • 直近一ヶ月以内の間にどんどんひどくなる頭痛
  • 高熱を伴う頭痛
  • 精神の異常を伴う頭痛(例:言う事が変、人柄が変わってしまった)

ここに書いたのは一部の疾患です。
このような頭痛はすぐにでも適切な医療機関に行く必要があります。

ひとくくりに頭痛といっても、色々な種類があることをお分かりいただけましたでしょうか。
このあとのページでは、自律神経の乱れから起きる慢性頭痛の特徴や、自分で出来るセルフケアの方法もお伝えしていきます。



「頭痛と自律神経」

  1. 頭痛は自律神経の乱れからも起こる
  2. 自律神経が乱れると起こる頭痛の種類と特徴
  3. 自分で出来る!自律神経の乱れから起こる頭痛の対策
  4. 自律神経を整えることで頭痛は改善する