「今・ここ」を味わって、自分の体を感じよう

更新日:2017.09.20

執 筆:整体師 佐藤優

今回は、日常の「たった今・ここを味わう」ということについてお話しようと思います。

「味わう」というのは、感じるということです。
その反対の意味合いとして「考える」ということが言えます。

味わうことと、考えること。
味わうことは、感覚。
考えることは、思考。

とも言えるでしょう。この二つのバランスが大事なのです。

頭の中が考えることで一杯だと、「今・ここ」を味えない

皆さんにはそれぞれ色々な役割があると思います。
例えば、主婦であり、母親であり、娘でもあるというふうに、役割を複数担うことがほとんどだと思います。

役割が多ければ多いほどやることも多くなるので、心も体も余裕がなくなりますね。

これをやって、あれをやって、、その間にあそこに行って、、、など、考えることが自然と多くなります。
いつも追われているような感じですね。
すると、効率を最優先に考えます。

また、うつを患って、一日中この先の不安や焦り、自分に対しての憤り、世間体が気にかかるなどで頭の中がいっぱいという状況の方。

このように、いつも追われているような感じがする方や、不安や焦り、憤りで頭の中がいっぱいの方に共通していることがあります。
それは、意識が「今・ここ」におらず、頭で考えている状態、ということです。

先程のいつも追われているような感じがする方は、やらなければいけないと思っていることを考えているので、意識は未来に飛んでいます。
「今・ここ」にはありません。

「今・ここ」に意識がなければ、「今・ここ」を感じることは出来ません。

例えば、追われているような感じがする方に子供が居たとしても、今しかない「今・ここ」の子供の表情や成長を味わえていないことが多いです。

また、うつの方は、不安と焦りのあまり、早く仕事に復帰したい、と考えているかもしれませんが、体がひたすら休むことを主張していることに気づいていないのかもしれません。

「今・ここ」を味わうには、自分の状態を感じること

大事なことは、時々「今・ここ」に立ち返ることです。
考えているばかりいると、「上気」と言って、頭に昇った血液がなかなか下がらなくなり、交感神経が興奮しっぱなしになります。

「今・ここ」を味わうには、一つ一つやることをゆっくりと感じながらやってみたり、瞑想や、今自分の体はどんな状態なのか?を感じてみるといいですね。

例えば、今、接触している部分に意識を持っていき、足裏がジンジンと感じたらそれをしばらく静かにただ感じてみる。

あとは、食べている時に文字通りよーく味わうのもいいですね。
本当に普段いかに味わっていないかがわかりますよ。
よく噛んで味わって食べる。
これは私、オススメです(笑)

ポイントとしては、味覚・嗅覚・聴覚・触覚・視覚の五感を一つ一つ使って、「今・ここ」を味わうことです。

考えるだけではなく、味わう・感じるということをして頭を「今・ここ」に連れ戻してあげてくださいね。

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