代々木上原健療院

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息遣いで自律神経を調整

息遣いで自律神経を調整

2018.01.12更新


こんにちは。代々木上原 健療院 院長の佐藤です。

川崎院の飯島先生が、自律神経のコントロールをしましょうという内容のブログを書いていました。
その続きで、自律神経のコントロール方法の1つ、「息(呼吸)のコントロール」についてお話ししたいと思います。

自律神経が乱れている方に共通している事があります。
それは、息が乱れているという事。

「息を呑む」という言葉がありますが、息をしっかりと出来ていない状態が続いている方がほとんどです。
「息をひそめる」「息詰まる」「息んでいる」というような様子の方が多いのです。

首や肩の筋肉、横隔膜(みぞおちの呼吸の筋肉)の緊張や、肋骨の間の筋肉、背骨沿いの筋肉、お腹の筋肉などがとても緊張しているのです。
普通の呼吸が出来なくなると、「肩で息をする」「息急く」ようになり、浅く速い息遣いになることでいよいよ「息苦しい」という症状が出てきます。

呼吸をする筋肉が緊張したまま酸素不足になると、体のあらゆる細胞や神経の働きが低下していきます。
すると体は痛みや痺れ、頭がスッキリしないなどの症状を訴えてきます。

更に慢性化すれば体は省エネにならざるを得なくなるので、気力を出させない、動くこともさせないうつ状態へと移行していくのです。
食べた物と同じように、酸素も立派な栄養なのです。


ハツラツとした人で、背中が丸く呼吸の小さい人は見た事がありません。
背中がシャキッとしたうつの人も見たこともありません。

また、姿勢は精神状態からも影響します。
最近イライラしやすい人や落ち着けない人などは、合間合間で「一息つく」ようにし、心身の緊張感を抜くようにしてください。

気力があまり出てこない方は、背筋をぐ†っと伸ばしながら鼻から大きく深呼吸をしてください。
落ち込んでいる時の対処法としても、ぐ†っと伸びて、大きく息をすることは、自分で簡単に出来る治療法とも言えるほどです。

息遣いは自律神経の意識半分無意識半分ですので、無意識に息が乱れても意識的に調整ができる唯一の自律神経の調整法です。
自律神経を鍛える意味でも、「スーッと」大きく吸えて、大きく「ハァ††」と吐ける体を目指していきましょう。



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