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突発性難聴の原因

2013年 長井亜紀子 レポート「突発性難聴と自律神経の関わりについて」

  1. 突発性難聴とは?
  2. 突発性難聴の原因
  3. 突発性難聴と自律神経
  4. 突発性難聴と食生活


突発性難聴の原因について

突発性難聴の原因は明らかではありません。

但し、考えられる原因として、内耳循環障害( 内耳の血管障害 )・ウイルス感染・内リンパ水腫・内耳窓膜破裂・アレルギーなどがあります。

これらの中で主だったものといえば、内耳循環障害とウイルス感染があげられますが、ウイルス感染は、二次的に循環障害を起こすこともあるので、初感染よりも、ウイルスが潜在し、それが再び活性化されて起こる、とも考えられます。


特殊な突発性難聴

両側同時発症の突発性難聴

突発性難聴といえば、ほとんどが一側性( 片方の耳 )ですが、稀に両側性( 両耳 )にくることがあります。

そして両側同時症例は、さらに少ないと言えます。

只、その場合、心因性の難聴や突発性両側性感音難聴が急激に悪化した...という可能性も考えられるので、一概に突発性難聴とは判断が出来ないようです。

また、両側同時に発生するものの原因としては、一側性のものと同じく不明であるが、可能性として、自律神経系の乱れによって起こる、内耳血管系の血管の運動に障害が生じた、ということもあげられます。

その他に、発症誘因として発熱や風邪が症状の前兆にあるものが多く、ウイルス抗体価の高い症例がみられることから、一側性のものより両側性の方が、ウイルス感染の可能性が高いとも考えられます。


低音障害型の突発性難聴

突発性難聴の基準として『 高度の感音難聴 』があげられますが、診断基準として「必ずしも高度である必要はない」という記載があります。

特徴としては原因が不明で、突発的に発症し、めまいを伴わない感音難聴の症例を、低音型の突発性難聴と判断される方もいらっしゃるようです。

また、この難聴に関しても原因不明ではありますが、可能性として内リンパ腫(聴力の変動があれば、メニエール病となります)・ウイルス感染・循環障害・自己免疫などがあげられます。


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