代々木上原健療院

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今昔物語 古川華奈 VOL.6

今昔物語 古川華奈 VOL.6

ようやく社会人デビューを果たし、仕事のやり方や耳つぼダイエット等、下積みをしつつ様々なことを吸収している時期でした。

毎日毎日朝から晩まで働いていて、しかも手技で体力を使っており、月のお休みは週1日の時期もありました。
そして、お昼休みもほとんど練習をしていてあまり休んではいなかったところ、体の変調に気が付いてきました。

なんだか、背中が痛い…??

ある日ふと気が付くと、背中の左側が痛くなっていました。
なんでだろうなぁ…?と思いつつも、仕事は通常通りにこなさなければなりませんでしたので、辛いと思いながらも、毎日精一杯頑張っておりました。

そして、日々を過ごしているうちに、少し体を動かそうとするだけで背中が痛く、お昼休みに少しお昼寝をしていると動悸がしてきて、段々と体調が悪くなってきました。

ある朝、目が覚めると、目がパンパンに腫れていて開かない。
それくらい、いつもの顔と違って目が腫れ上がっていたのです。
そして、目の充血もすごく、熱を持って真っ赤になっていました。
頭皮もアレルギーのように痒みがあって、ただれてしまっているような状態。
すぐに病院へ行き、待合室で首を反らせアイスノンで目を冷やして診察を待ちながら思ったことは……「頑張りすぎたんだなぁ」。

幸い顔の腫れは、1日で引いていきました。
その後も、あまり普段のお仕事の量は変わらなかったけれど、お薬を塗っておりましたら、なんとかそのアレルギー(?)の症状は治まっていきました。


その時に学んだ事は、無理をしすぎないこと。自分で自分をコントロールしていくこと。今までは若さにまかせて突っ走っていたのですが、さすがにそれだけではこれからは厳しくなると判断し、ようやく日常生活で体力をセーブしていくことを覚えたのでした。

自律神経の事を学んだ今、この出来事を振り返りますと、完全に交感神経を働かせすぎていて体の中で炎症が起きてしまった為、顔が腫れあがってしまい、そして、交感神経過剰により、副交感神経による回復力が発揮できていなかったのだと思います。
こういった経験は、今思い返しますと頑張りすぎている患者さんの気持ちに寄り沿って親身になれて、良い経験だったのかな、と思います。

さて、そういった下積み時代を過ごしてきた私ですが、そろそろ、患者さんへの施術が出来る段階に入っていきました。









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