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今昔物語 高木裕司 VOL.4

今昔物語 高木裕司 VOL.4

卒業式まであと僅かな日を残した放課後、天気はくもり、学校帰りの途中、前方に1人で帰る彼女の姿を発見します。
なんとか追いつこうとかなり走ったでしょうか。
彼女に追いつき、声をかけ、いつも通りの日常的な会話、なんとか気持ちを伝えなければと焦りますが彼女の家はあと少し歩くと自分の家とは違う方向に進路が変わります。

そのとき、雨がパラパラと降ってきます、「やった†!神様ありがとう†」そのとき少年は心の中でこう叫びました。
早速カバンから折り畳み傘を取り出し、彼女が濡れないように自分よりも彼女の方に傘を傾け、自然な感じで右手は彼女の肩の上に!高木少年意外と大胆です†(笑)

彼女も嫌がることもなく、最高のシチュエーションに心臓がドキドキしてなにを話したのか覚えていませんが、そこは所詮中学3年生かわいいものです、彼女の家の前まで送って行くと相合傘で彼女と歩けた事だけで満足してしまい何も告白出来ずに終わってしまいました。 

ありゃ†、当時から本当に最後の詰めが甘いわぁ†!

その後、卒業式まで彼女に会うことはなく、そのまま最悪の高校生活が始まってしまいます。
彼女への思いが最高潮のときに会えなくなってしまい、高校生になってからはストレスで体調が悪く、円形脱毛症にまでなってしまいました。

高校1年の夏、大好きな古文の先生がラブレターを和歌で出したことがあると授業で話してくれたことがありました。
そして、高木少年はそのアイデアをそのままパクリます。

たしか、百人一首の恋の歌を三歌したためて送ったんだと思いますが、返事がなかなか届きません。 これは、かなりドン引きされたかなぁ†と諦めかけたとき、可愛らしい封書が家のポストに入っているではありませんか!

恐る恐る手紙を開封するとなんと古文の和歌です、さすが文学少女だ!
しかし、意味がさっぱり分からない、図書館で調べても同じ文章が見つからなくて、思いきって古文の先生に聞くとこれは多分オリジナルでどうにでも解釈できるので本意は本人に聞くしかないが、多分これは遠まわしに断っているんじゃないかなぁ?と言われました。
あ†ぁ†終わった! ネガティブな高木少年はそこで諦めてします。 本当の返事の真意を知らないまま‥‥

高校を卒業して何年も経ってから彼女に会ったときホントの意味を聞いたのですが、あの歌の意味は、会えなくなったのを残念に思う気持ちは私も同じですよ的な意味をかなり遠まわしに表現したつもりだと言っていました。
本当に残念でした!(笑)









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