皆さんはお食事の時間どれぐらいかけていますか?
10分?20分?忙しい方だと5分くらいの方もいますかね?(笑)
弥生時代の人は、1回の食事にかける時間は約51分、?む回数は約4,000回だそうです。
じゃあ、現代人はどれぐらいの時間をかけて、どのぐらい噛んで食べていると思いますか?
なんと、1回の食事にかける時間は約11分、そして噛む回数は620回。
弥生時代の人と比べて約5分の1と、だいぶ減りましたね(笑)
では、なぜ現代人は噛む回数が少なくなってしまったのでしょうか。
食べる時間がそもそも少ないからでしょうか?早食いをしたいからでしょうか?
今回はあまりにも当たり前だけど大切な「噛むこと」をテーマにしていきたいと思います。
噛まないで食べると、当然、消化器系である胃や腸は疲れますよね。
胃や腸は自律神経で動かしています。
胃や腸が疲れると自律神経が乱れて、自律神経失調症になりやすくなります。
そうなると、胃や腸の緊張で起きる食欲不振、お腹のハリ、便秘や下痢など症状はもちろん、冷え性やイライラ、集中力がなくなるような症状が出てくる可能性が高くなります。
よく噛むと、胃や腸が疲れにくいため、自律神経に負担がかかりません。
虫歯は、ミュータンス菌などの虫歯菌で起きます。
唾液には虫歯菌が作る酸を薄める働きがあるので、虫歯が起きにくくなります。
その他にも、歯周病予防や、口内を清潔に保てます。
なので、虫歯だけではなく口の中全体に良い影響があります。
よく噛むことで満腹中枢が刺激されて早く満腹になるので、食べる量が減り、結果的に摂取するカロリーが減りダイエット効果があります。
噛むことを繰り返すリズムがセロトニン神経を活性化させます。
セロトニンとは脳内で作られる神経伝達物質の一つで、主な働きは、心のバランスを取り精神を安定させることです。
セロトニンが増えることで心がリラックスし体の緊張が和らぎ、ストレス解消になります。
この他にも、美肌や免疫力アップなど、よく噛むだけで身体にとって凄くプラスに働きます。
最後に、よく噛んで食べる3つのポイント!
よく噛むことを意識するだけでこれだけのメリットを得ることができます。
改めて、噛むことと向き合ってみてはいかがでしょうか。
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