何となく体がだるい。
なんだかやる気がでない。
どうも体調がいまひとつ。
梅雨時期にこういう症状になることありませんか?
この季節、体のあちこちに不調がでやすくなるのは、ひとつに自律神経がうまく働かないことにあります。
実は、梅雨は体にとってストレスなんです。
気温が急に下がったり、真夏のような暑さになったり、湿気が高い日もあれば、そうでない日もあります。
このような温度や湿度の変化に、体温調整がうまく働かず、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかないことでだるさを感じてしまいます。
当院でも紹介している4つのストレスのうちの「温度と湿度のストレス」です。
温度と湿度に加えて、気圧も自律神経と関係しています。
人間は、1人につき16トンもの大気の圧力を背負っています。
それだけの圧力が常にかかっている為、気圧が少し変化するだけでも体調の変動を受けてしまいます。
雨が降る=低気圧の状態。低気圧になると、副交感神経が優位になり、体は休んでいる状態になります。
通常、日中は交感神経が働き、仕事や活動をしています。
しかし、雨が降ると気圧が下がり、副交感神経が優位になります。
その状態のまま日中に活動をすると、憂鬱な気分になったり、疲れを感じやすくなります。
体が休みモードにもかかわらず、無理して活動をしてしまうと、エネルギーを多く消費してしまい、結果、余計に疲れてしまうのです。
梅雨だる対策のひとつとして、気圧の低い時は、できるだけゆっくり過ごすことを心がけて下さい。
梅雨時期は、気温差が激しかったり、雨に打たれると体は冷え易くなります。
冷えは副交感神経を働かないようにしてしまいます。
ですので、カフェインレスの温かい飲み物を飲む習慣をつけ、体を冷やさないことが梅雨だる対策になります。
特に、首、手足、お腹の冷えにはご注意ください。薄手の洋服を携帯し、こまめに体温調整をしましょう。
ぬるめのお風呂に入ってリラックスし、血流をアップさせることもお勧めです。
また、雨の日が続くと、外に出られず運動不足になったり、長時間同じ姿勢で居続けることが多くなりがちで、活動量がどうしても減ってしまいます。
そうすると、血液の悪循環で酸素やエネルギーが脳や体全体に行き届かなくなり、疲労物質が蓄積され、梅雨だるになったり、痛みを感じやすくなります。
1.5†2時間に1度ストレッチや体操を取り入れることで、血の巡りもよくなり、手足の冷えの解消になりますので、梅雨だる対策につながりますよ。
梅雨の時期に不調がでやすいのは、自律神経がうまく働かない為です。
特に注意が必要なのは、梅雨の入り始め。梅雨だるの連鎖を断ち切る為には、梅雨入り前からの対策がとても効果的です。
梅雨だるを解消して、元気に夏を迎えましょう。
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