健療院グループ
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今昔物語 高木裕司 VOL.6

留学先の学生寮のルームメイトのクリスは小柄で大人しくて無口なタイプで今でいう草食系。
最初、両親と一緒に来ていたのでアメリカ人にしてはちょっと過保護な感じでした。
しかし性格的には穏やかな好青年。

最初はカフェでいっしょに飯を食べていましたが、私にクラスの友達が増えると徐々に接する時間が減っていきました。

週末はいつも、私が友人と遊んで部屋に帰ると彼は先に寝ていましたが、2か月ぐらい経つと彼にも友達が出来たのか、帰りがだんだん遅くなって、ある週末の土曜は午前1時ごろに帰ってきました。

しかし、いつもと様子が違います。
いつもは大人しくて自分からはなかなか話しかけてこなかったのに、もの凄いスピードでしゃべりまくります。
その目は充血し、額からは涼しいのに大量の汗が落ちてきます。
酒でも飲んだのか? 2時間ぐらいひとりでしゃべりまくり、それでも止まらないので俺はもう寝るからと自分が1人先に寝る、そんなパターンが3週ほど続きました。

ある休日の朝、起きるとクリスは机に座り頭を下げシクシクと泣いています。
なんだ、なにが起こったんだ!

しばらくすると、彼のお父さんが部屋に入ってきて「クリスは新しい環境に少し疲れてしまったらしいんだ、少し休養が必要だ。クリスに今まで良くしてくれて有難う感謝するよ。」と言い残し2人とも実家に帰ってしまいました。
あとから寮長に聞いた話では孤独を紛らわす為に週末に悪友とドラックをやっていたらしく、それが学校にバレて退学になったとの事、なんともアメリカらしい結末でした。

学校の授業の方は、いくら日本である程度英語を勉強したとはいえ、かなり苦労しました。
なまりのキツイ田舎だったこともありますが、最初は授業の半分も理解出来なかったのでレコーダーにとって家に帰って解読する日々が続きました。

しかし、調理実習になると別人のようでした。他の学生は包丁も触ったことのない子ばかりでしたが、なんせこっちは実家が飲食店で小学生から料理をしていましたから目立ちます。他の学生からは、「ユウジ、おまえの料理スキルは凄い! 俺たちにもそれを教えてくれないか!」などと言われ、アメリカ人学生の家で天麩羅の揚げ方教室を開いたりしていました。

今からすると幼稚なスキルでしたが、日本料理店も全くない田舎町、学生の間や仲の良い先生からはシェフなんて愛称で呼ばれていました。その一芸のおかげで充実したアメリカ生活を送ることが出来たのです。




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