こどものころからあまり健康優良児というタイプではなく、流行の先端をひたすら走り、先に風邪をひいてしまう、そんな感じでした。
とはいっても、いわゆるもやしっ子のようでもなく、外で遊ぶことが大好きなわりにケガやら病気やら、やけに身に降りかかっていた憶えがあります。
小学校入学前日、自転車で坂を駆け下りるという、他愛もない遊びにふけるも、ハンドル操作を誤り三輪車と車に突っ込んで顔面血だらけ...
補助輪なしの自転車に乗れたことがうれしかったんでしょうか?傷だらけの入学式に...
鬼ごっこをしていて、カーブを曲がり切れずに、有刺鉄線、通称バラ線に顔から突っ込む...
もちろん血だらけですよ、目に刺さらずよかった。
夏の暑い日にアイスを16個食べておなかをくだし、それ以来おなかの具合が悪くなる...
温度の極端なストレスにさらされたために胃腸のダメージが大き過ぎ。
後の潰瘍性大腸炎の遠因になったと思われます。まあ自業自得ってやつですね。
原っぱで野球をしていたとき、錆びた五寸釘が足の裏に突き刺さる...
いろいろ介してたので深さ2㎝ぐらいにおさまり、破傷風にもならずにすみました。
しかし、なぜ野球で?
そしてプールに泳ぎに行けば、必ずと言っていいほど足がつっていました。
今でこそ、足のつっていた原因が、冷えと疲労によって、酸素や栄養が不足していたことだとわかりますが、その当時はわけもわからず、当然準備運動など申し訳程度にしかやっていませんでした。
ウォーミングアップとクールダウン、ラジオ体操はホントに大切ですよ。
夜中や朝方によく足がつるというひとは、寝る前につりやすい筋肉をストレッチしてから寝るようにしてみてくださいね。
温めるのも有効なのでぜひお試しを。
そのおバカさゆえに病気やケガをしているタイプのがきんちょだった私は、中学に入っても変わりません。
それどころかアイスの食べ過ぎによる影響はことのほか大きく、ちょっとしたことですぐにお腹が痛くなるという状態を頻繁に引き起こします。
授業中にお腹が痛くなったときに「先生、トイレ!」とはもちろんいかないので...思春期の男の子、不名誉なあだ名を冠するわけにはいきません。
ひたすら我慢、我慢ですよ。
あの気力を根こそぎ奪うような腹痛をただひたすらに我慢し続けるとどうなるか?
一瞬、ひとときの至福の時間が訪れます。
あの瞬間の安堵感といったらないですね。
つらいことがあるから、つらくないことの幸せを噛みしめられる。
な~んて言ってる間もなくすぐに拷問の時間が...蓄積されていくダメージ。
脂汗を浮かべながらなんとか耐え忍ぶ。
英語のテストのときはとくに悲惨でした。
何も考えられない~~頭がまっ白。
そんなことをたびたび繰り返していると、あるときふと気付きます。
なんか調子悪くなってね?
お腹が痛くなったときにトイレに行きたくなるのは、体の中にある毒素や水分を排泄しなければいけないからなんですね。
生理的欲求を根性で抑え込んでも、ロールプレイングゲームのように耐久力アップとはなりません。
毒素や余剰物を吸収してしまうために、かえって状況は悪化していきます。
風邪をひいたときなんかもそう。咳が出る、鼻が出る、熱が出る。
こうした症状は必要があって出てきているんですね。
体内に侵入した細菌やウィルス、余分な水分を外に排出するために咳や鼻は出るんです。
熱が出るのも体温を上げて免疫系にフル稼働してもらわなければいけないから。
体を治すために必要な症状なんですね。
状況によっては仕方のないこともありますが、こうした症状を安易に薬で抑え込んでしまうと、逆になかなか風邪が治らなかったり、体内のエネルギーを浪費してしまうことで、自律神経にも影響が出やすくなってしまうのでご注意を。
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